まちねこ習志野

しみちゃん

もとはといえば地域ねこが集まる公園に置き去りにされ、野良生活をしていたネコちゃんでした。エサやりさんが小さくて可愛いかったので、団地に連れ帰り里親を探していたのですが、なかなか見つからなく生後5か月になりました。不妊手術もして耳カットを入れられ、また公園に返そうか迷われていた時、公園や病院で里親探しから声掛けの里親大作戦後、ネットサイト「ペットのおうち」を見た方から里親さんのメールが来ました。先住ネコちゃんが居るのでトライアル希望でしたが、どんなに嬉しかったか・・・。
さて、受け渡し日、保護者の団地を訪ねるとゲージの中に逃げ込んで出てきません。やっと、ゲージごと車に乗せ待ち合わせ場所へ向かいました。
2月も寒くて青空が広がる中、可愛い御嬢さんが近づいてくる。
「まさかね あの子じゃないよね。」と夫婦で話していると・・どんどん車に近づいてくるではないか。
ああ、セーラームーンみたいな人が・・このネコの運命の人になったのです。毛糸の手袋をつけた小さな手で「ネコちゃん」と話しかけてくれたのがとても印象的でした。

ところが、貰われてもゲージから出てこない。でも、「私は諦めない。頑張る」と言ってくれた里親さん。ネコの事をすべて把握してくれて、すごくしっかりした御嬢さんでした。
ある日、ネコちゃんが逃げたと電話が来ました。「私の責任です。」とおっしゃいます。そんなに遠くには行っていないから諦めないでとアドバイスを。探して探しても見つからず諦めかけていた時に、何処から鈴の音がすると・・
なんと、御勝手の配管点検口から床下に逃げ込んでいたのでした。
それから、しばらくして「すり寄ってきました。」「お腹をみせてくれました。」そして、初めて「鳴いたんですよ。」と聞いた時は・・・あの臆病のネコちゃんが、1度も「にゃーぉん」と鳴かなかったネコが・・私も感動して泣けました。

おねだりして鳴いたんだね。 本当に里親さんありがとう。

その後、私達もしみちゃんの柄は珍種で猫カレンダーに登場しているのを知りました。「しみちゃん」ぴったりの名前を付けてもらい、先住ネコちゃんとも仲良くなり、ご夫婦となられる若いお二人に可愛がられている。
ここに至るまで、大変な努力で慣れさせ、先住ネコとの関係も作っていただいた里親さんに感謝を申し上げます。
これはまさしく「幸せなネコの物語」だと思います。
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大きくなったね。「しみちゃん」

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