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ノラねこ問題・エサをやる人が悪いのか。
・・・buzzfeed News 7月20日の記事から・・・

専門家の意見は

まだ明確な効果が見えない餌やり規制。専門家はどう考えているのか。

野良猫問題に取り組む「THEペット法塾」代表の植田勝博弁護士が、BuzzFeed Newsの取材に応じた。

植田氏は餌やり規制に反対の立場だ。

「野良猫の繁殖を抑えるために必要なのは、避妊去勢手術。餌やりを条例で禁止・規制することは、猫を飢えさせる虐待行為です」と話し、規制は、動物愛護法に違反するとの考えを示している。

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Johannes Eisele / AFP / Getty Images

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どうしたら問題は解決するの?

結局、野良猫問題はどうすれば解決するのか。植田氏は、餌やり規制の代案として、「不妊去勢手術の徹底」「里親探し」を示す。

「助成金を出すなどして、野良猫でも飼い猫でも不妊去勢手術がしやすい社会にしなければなりません」

「家庭猫にしやすい幼猫や成猫は、里親を探す。愛玩動物である猫は、本来、人と暮らすことが望まれます。給餌はもちろん、病気予防や治療をして愛情を注いでくれる飼い主が必要です」実際、猫の殺処分数ゼロの千代田区では、一般社団法人と連携することで、野良猫を保護して避妊手術や治療をした後、里親を探す取り組みをしている。ただ、千代田区の担当者は「自治体によって、面積やボランティア基盤などの状況が異なります。すべての自治体で運用できるかはわかりません」とBuzzFeedNewsに話す。成果の出た取り組みだが、すべての自治体に応用するのはハードルが高そうだ。植田氏は、野良猫の増加を防ぐために、「捨てさせない」ことも大事だと説く。「新たな遺棄防止策が必要。警察が捜査、目撃情報の収集を徹底し、遺棄犯罪を許さない社会を目指す。『遺棄を目撃したら通報を』と警察や行政の電話番号記載看板を設置し、誰もが、遺棄が刑事犯罪だと認識して通報する社会になれば、野良猫問題の解決につながります」

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餌を与える人が受ける誤解

賛否が分かれる野良猫への餌やり。

その裏側には、餌を与える人と、それに反発する人の、こんな構図がある。

野良猫に餌を与える人の中には、計画を立てて、自費で不妊去勢手術をしている人も多くいる。しかし、駆除を主張する人にとっては、餌をやっている人は加害者のように感じる。結果的に、すべての人に利益になるであろう「野良猫をゼロにする活動」に協力するどころか、被害を主張して責任を求め、対策が進まない。

こうした現状を憂い、植田氏はこう語った。

「猫も、その猫の空腹に同情し餌を与える人も、猫を捨てた人の被害者です。責任を負うべきは、捨てられた猫でもなく、餌を与える人でもない。捨てた人に責任を負わせられない以上、野良猫問題は、社会全体で担うべきことなのです」


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by neko3939h | 2016-07-20 08:39 |  What’s New