ニュースを見て思う。
命が軽くなってしまっている。
10歳の少女に爆弾を持たせて自爆テロを強行させる。
それも立て続けに…宗教とは、人を救うものではなかったのか?
河川敷で、買い手、貰い手のつかない犬たちが大量に遺棄される。
捨てられた犬も。
引き取り業者は、金をもらって、狭いゲージに押し込み、寒さで何頭も死ぬ、と平気でうそぶく。ペットブームの成れの果てだ。
邪魔になった子供を虐待し、殺す。いつから、子供は親の所有物になったのか? 育てる義務はあっても、殺す権利などないはず。
猫が捨てられていても、命とは思わない。邪魔物として扱う。マーケットの敷地に捨てられた廃棄物だ。廃棄した誰かが悪い。邪魔だ。自然に消えて、死んでくれたらありがたい。しかも、無料で処置できれば…
命の重さを論じない者たちは、守銭奴の理屈でガードしている。
それを守る弁護士も、信じるに値しない。
石屋まーく