2016年 おめでとうございます。
2016年 01月 02日
新年おめでとうございます。広報担当の石屋まーくです。
昨年は病気をしてしまいまして漫画も記事も長くご無沙汰しておりました。地元総合病院でのリハビリも順調に進んで、これからはちょくちょく記事を、と考えていた矢先のことでした。
大晦日、会長とともに見守りエリアの神社周辺を見回りしている最中に、うず高く積まれた枯葉の上で気持ちよさそうにお昼寝しているキジ猫を発見したのです。近づいて見ると天使のように寝ているかのようでしたが、触ると、すでに冷たくなっていました。年の瀬に猫風邪にでもかかったのでしょうか?会の方々に見守られて栄養は足りているようでしたが、こんもりした土を掘って埋葬してあげながら二人で話したのです。
「不自由ながらも人間に飼われて暖かく生きて死ぬのが幸せか、外で自由気ままを謳歌して、短命で終わるほうがいいか、猫にとってどっちが幸せなんだろうね?」と。翌日お線香をあげてお経を唱えながら、成仏を願わないではいられませんでした。
少子高齢化社会の申し子、ペット産業の一つのひずみがこのような悲劇を生んでいるのだとも言えるでしょう。一匹でも不幸せな猫を世に出さない、そのために何をすべきかを考えさせられてしまったこの年始でした。
そして、幸せになった子供たちの写真が届くたびに、切々と思うのは里親さんの温かな存在でした。